ピカソ帰還

ピカソのメンテナンスが終わって帰ってきた。

15000キロ走ってきたので、オイルエレメントも交換した。

他に気になっていた部分も調整してもらって、とても気持ちの良いコンデションとなった。

いつでも出かけられるが、今はまだ我慢。写真の整理に没頭する。

70日間

写真の整理をしているが、70日間にたまった写真データは膨大だ。もちろん1日毎に整理は行ってはいたが、一枚一枚じっくり見ていたわけではない。

また、70日の間に、当時の状況の記憶なども薄れていく。

これはこれで、写真を客観視するために、プラスに働くと当初から考えていたわけだが、実際そうなるかは、今行なっている写真整理の作業結果で明らかになるだろう。

メンテナンス(2)

昨日カメラを定期メンテナンスに出し、今日ピカソのメンテナンスを頼んできた。

カメラと車のない生活がしばらく続く。何か変な感じではあるが、旅の後半に備えて、しっかりメンテナンスをしておきたい。

ポータブル電源

車中泊で必要なものの一つにポータブル電源がある。

スマートフォンや照明、家電を使うのになくてはならない。もちろん、そのようなものを使わないというなら別だが、昨今の車中泊事情を考えると必然とも言える。

写真を撮ることを目的とした旅であるなら、カメラのバッテリーや、デジタル画像保存用のパソコンへの充電に欠かせない。

つまり、ポータブル電源への充電が、いかに円滑に行えるかが、車中泊の旅の成功の鍵を握っていると言っても過言ではなかろう。

今回、車のシガーソケットから充電を行っていたが、ポータブル電源付属のアダプターは、1ヶ月ほどで使えなくなった。

ブーストをかけながら充電するので、熱を持ちやすく(溶けてしまった)。

緊急用にDIYショップで汎用のDC/ACのコンセントタイプのものを購入し、コンセントから充電するようにした。ブーストはかけないので、充電時間は倍になるが、なんとかまかなえた。が、これも一カ月で通電しなくなった。

家電ショップでやはり汎用のDC/ACを購入したが、パワー不足で安定しなかった。

ポータブル電源が保証期間内なので、新たにアダプターを送ってもらうことにしたが、不安は拭えない。

メンテナンス

70日間の旅を終えて、まずは車とカメラのメンテを考えた。

どちらもメンテナンスに出す事を予定している。

しばらくしたら旅の後半戦を始める予定だ。それまでメンテナンスと写真の整理を行い、怪我した足首を養生し、山登りの体力の維持に努める。

70日間日本半周

昔、「70日間世界一周」という映画があったが、今回の車中泊旅行は、「70日間日本半周」とあいなった。

愛知を起点に、東京ー神奈川ー千葉ー茨城ー埼玉ー東京ー埼玉ー栃木ー福島ー宮城ー岩手ー青森ー北海道ー青森ー秋田ー岩手ー宮城ー山形ー秋田ー山形ー新潟ー富山ー石川ー福井ー愛知 といった感じだ。

愛知から東京に飛んでいるのは高速道路を使ったからで、あとは下道の海岸線にできるだけ近い道を通るようにした。

岩手、宮城、山形あたりで錯綜しているのは、宮沢賢治と松尾芭蕉を追いかけたからで、距離は随分と伸びてしまったが、それだけのことはあったと思う。

写真テーマを構想しながらの旅だったが、いくつか思うところもある。

街犬

道の駅の駐車場に首輪のない犬がいた。

3台ほど止まっていた車の周りで、行儀良く座って何かを待っている。

誰も餌などやらないが、一定の距離を保って歩いては座る。

長いことそうしていたが、トイレに灯りがつくと、1分ほど吠えていなくなった。

道の駅販売所の朝は早い。

5時前にシャッターを開けて、蟹を捌いて準備に入る。

店先に昨晩の犬が来ていた。

餌をもらえるわけでがないようだが、駐車場に溢れた汁を舐めたりしていた。

野良とは言い切れないが、街犬でもないのかもしれない。