灯台を巡りをした。
幸いなことに、平地に建つものや、車からのアクセスが10分程度のもので、捻挫の足首には優しかった。
所変われば灯台の立地も変わる…
見慣れた景色の中に幸せを求めて
灯台を巡りをした。
幸いなことに、平地に建つものや、車からのアクセスが10分程度のもので、捻挫の足首には優しかった。
所変われば灯台の立地も変わる…
1週間ほど前の登山で軽く捻挫をしていたのだが、無理して登山や海岸歩きなどをしていたら、ひどく捻ってしまった。
丸石が並んだ海岸はとても不安定で、捻挫気味の足首には致命的だった。
登山は続けたいが、この足首では岩場は無理だろう。
そんな中、立山連峰ににある称名の滝を見てきた。
駐車場から舗装されているとはいえ、坂道を1キロ以上歩くのは躊躇したが、予想を越えた滝の出現に痛みを忘れた。
雨の中、上杉謙信の春日山城を散策してきた。
途中少し雨が上がり、火打山が鮮やかに見えた。昨日、弥彦山で一緒になった方が、今夏登る予定と話していた山だ。
明朝、雨は上がるという予報だが、どうだろう? 角田まで戻って登るか? 岩場が滑ると怖いな。
弥彦山登山で知り合った方に教えていただいたのだが、隣山の角田山には灯台コースという、海抜0mからのコースがあるという。
ぜひとも思ったが、台風の影響でしばらく雨がち。
他にも色々面白いお話をうかがった。
角田は佐渡のおかげで雪が少ないのだという。
天気の悪くなる前に、佐渡がはっきり見えるのだそうだ。
今頃、佐渡ははっきり見るのだろうか?
車中泊を続けている。
道の駅を利用しているが、その規模や形態は様々。
食堂や販売所が道の駅化したものもあれば、博物館や資料館、温泉施設やスーパー、キャンプサイト、公園(それも大きい)、展望台、屋台、帆船、etc
それに地元の特産、名物、所縁の人物、ちょっと強引に感じる結びつきも。
とても楽しい。
土門拳記念館で「土門拳と名取洋之助」を見た。
あまり時間がなかったのが残念。
名取洋之助の誌面の斬新さに驚いていたら、今wikiを見てみたら、バウハウスの影響を受けているのだね。(記念館ではドイツの美術学校に留学とは書かれていた) 納得。
土門拳たちに厳しく指導したのも、それを責務と感じていたからなんだろう。
リベラルで後進の指導に熱心なのもうなずける。
「奥の細道」で象潟は、西施に例えられるほど、松島と並ぶ美の双璧なんだと思う。
芭蕉は枕詞の旅をすることで、想像力を持って古を偲んだと思う。
そんな中、当時の象潟や松島は現実的な美が表せられたと思う。松島には今も圧倒される。
他の景勝地でもそうだが、芭蕉の風景を維持するのは、かなり難しい事だと感じた。
宮沢賢治の風景地や松尾芭蕉の景勝地を巡ったため、東北の内陸で右往左往していた。
昨日の早池峰山と岩手山を持って、一応区切りをつけ、日本海へと戻ってきた。
様々な出会いがあったが、ここでは書かない(^^)。
雨だったので、写真を撮るのに苦労をした一日だった。いっそ撮らなくてもいいのでは…と思いつつも、「美しいな〜」と思ったら取らざるを得ない。
久しぶりの日本海は荒々しい岩場が似合っていた。
賢治の「どんぐりと山猫」の舞台であり、柳田國男の「遠野物語」にも登場する早池峰山。
まだ山開きしていない。また私の技量では登るのは大変だと考える…ので、麓の早池峰神社を訪ねる。
座敷わらしが住むと言われる境内は、とても爽やかで心地よい。時が経つのを忘れてしまいそうだ。
この麓の神社と山頂の奥宮を結んだ線は、北極星に向かっているという。
宮沢賢治も愛した岩手山。
子供の頃読んだ伝記にも、岩手山登山について書いてあった。
登りたいのは山々(^_^)だけど、低山歴2ヶ月の私にとって、2000mを越える岩手山は簡単な相手とは言えない。
そこでイーハトーブ風景地でもある鞍掛山に登り、正面から岩手山を拝もうと考えた。
車から見ると、山頂近くに雲はあるものの美しい姿を見せていた。
鞍掛山は登山口から2時間ほどで登れる。期待に胸を膨らませスタートした。
岩手山はほとんど雲に隠れていた。
もう少し待つか?
下山して小岩井農場に立ち寄った。ここにも賢治の足跡があるからだ。
岩手山が見えるではないか。隣には鞍掛山も。もちろん曇りだから、スッキリ見えるわけではないが。
鞍掛山と岩手山の間にちょうど雲がかかっている。これか…
また岩手を訪れる機会があることを願っている。