道の駅の駐車場に首輪のない犬がいた。
3台ほど止まっていた車の周りで、行儀良く座って何かを待っている。
誰も餌などやらないが、一定の距離を保って歩いては座る。
長いことそうしていたが、トイレに灯りがつくと、1分ほど吠えていなくなった。
道の駅販売所の朝は早い。
5時前にシャッターを開けて、蟹を捌いて準備に入る。
店先に昨晩の犬が来ていた。
餌をもらえるわけでがないようだが、駐車場に溢れた汁を舐めたりしていた。
野良とは言い切れないが、街犬でもないのかもしれない。
道の駅の駐車場に首輪のない犬がいた。
3台ほど止まっていた車の周りで、行儀良く座って何かを待っている。
誰も餌などやらないが、一定の距離を保って歩いては座る。
長いことそうしていたが、トイレに灯りがつくと、1分ほど吠えていなくなった。
道の駅販売所の朝は早い。
5時前にシャッターを開けて、蟹を捌いて準備に入る。
店先に昨晩の犬が来ていた。
餌をもらえるわけでがないようだが、駐車場に溢れた汁を舐めたりしていた。
野良とは言い切れないが、街犬でもないのかもしれない。
旅の後半に入ってから、御朱印を集めるようになった。
今回きっかけとなったのは恐山なのだが、以前にもいくつか御朱印を頂いたことはある。
琵琶湖周辺の十一面観音を巡った時、もう何十年も前の話だが、書体の見事さに思わず唸った。
普段は誰もいない御堂に安置されていて、電話をかけて開けてもらうのだが、その方に書いていただく。
いくつか巡ったが、それぞれに個性的で、書かれる方のお顔と見比べてしまった。
そんな出会いはなかなかない。
車中泊の移動を決定付けているのは、観光スポットでも道の駅でもなく、銭湯の位置なのではなかろうか?
銭湯が多い街中と違って、地方では探し当てなければならないケースも多々ある。
能登まで来て、先日の地震によって被災した神社に出会った。
灯籠や狛犬どころか、石造の鳥居も壊されていた。
歴史ある神社なだけに、代々の氏子の思いを考えると切なくなる。
灯台を巡りをした。
幸いなことに、平地に建つものや、車からのアクセスが10分程度のもので、捻挫の足首には優しかった。
所変われば灯台の立地も変わる…
1週間ほど前の登山で軽く捻挫をしていたのだが、無理して登山や海岸歩きなどをしていたら、ひどく捻ってしまった。
丸石が並んだ海岸はとても不安定で、捻挫気味の足首には致命的だった。
登山は続けたいが、この足首では岩場は無理だろう。
そんな中、立山連峰ににある称名の滝を見てきた。
駐車場から舗装されているとはいえ、坂道を1キロ以上歩くのは躊躇したが、予想を越えた滝の出現に痛みを忘れた。
雨の中、上杉謙信の春日山城を散策してきた。
途中少し雨が上がり、火打山が鮮やかに見えた。昨日、弥彦山で一緒になった方が、今夏登る予定と話していた山だ。
明朝、雨は上がるという予報だが、どうだろう? 角田まで戻って登るか? 岩場が滑ると怖いな。
弥彦山登山で知り合った方に教えていただいたのだが、隣山の角田山には灯台コースという、海抜0mからのコースがあるという。
ぜひとも思ったが、台風の影響でしばらく雨がち。
他にも色々面白いお話をうかがった。
角田は佐渡のおかげで雪が少ないのだという。
天気の悪くなる前に、佐渡がはっきり見えるのだそうだ。
今頃、佐渡ははっきり見るのだろうか?
車中泊を続けている。
道の駅を利用しているが、その規模や形態は様々。
食堂や販売所が道の駅化したものもあれば、博物館や資料館、温泉施設やスーパー、キャンプサイト、公園(それも大きい)、展望台、屋台、帆船、etc
それに地元の特産、名物、所縁の人物、ちょっと強引に感じる結びつきも。
とても楽しい。
土門拳記念館で「土門拳と名取洋之助」を見た。
あまり時間がなかったのが残念。
名取洋之助の誌面の斬新さに驚いていたら、今wikiを見てみたら、バウハウスの影響を受けているのだね。(記念館ではドイツの美術学校に留学とは書かれていた) 納得。
土門拳たちに厳しく指導したのも、それを責務と感じていたからなんだろう。
リベラルで後進の指導に熱心なのもうなずける。